★竹内憲司(経済学研究科・教授)
新熊隆嘉(関西大学経済学部・教授)
西谷公孝(経済経営研究所・教授)
佐藤真行(人間発達環境学研究科・准教授)
溝渕健(松山大学経済学部・准教授)
田中克幸(経済学研究科・助教)
本研究は、環境保全と経済発展の両立にとって不可欠な「グリーン・イノベーション」に注目し、その普及がもたらすインパクトについて、経済学的な視点から分析をおこなう。具体的な事例として再生可能エネルギーと次世代自動車を取り上げ、これらの分野における技術の革新や普及が経済に与える影響について、計量経済学的な手法を用いて明らかにする。急速に展開する経済のグローバル化によって、環境技術の革新は国際的な市場競争においても重要な要素となりつつある。本研究ではこれを踏まえ、環境技術の特許取得に関するデータと、環境技術を用いた製品の輸出入データを組み合わせ、国際的な波及効果を捉えた分析をおこない、世界市場における競争力の獲得プロセスを明らかにする。
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