★西谷 公孝(経済経営研究所・教授)
國部 克彦(経営学研究科・教授)
遠藤 貴宏(経済経営研究所・准教授)
Jeffrey Unerman(ロンドン大学・教授(英国))
Franco Zappettini(ロンドン大学・研究員(英国))
Nguyen Thi Bich Hue(貿易大学・講師(ベトナム))
企業の環境への取り組みや社会的責任活動を外部に公表する社会環境情報開示の実務は、日本などの先進国ではかなり普及していると言える。そんななか、近年、社会環境情報開示の媒体がサステナビリティ報告書から統合報告書に移行しつつある。しかしこれらの報告書は対象とする主要読者が異なるなどその趣旨はそもそも異なっている。また、社会環境情報開示の実務の進捗状況は国によっても違いがある。そこで、本研究では、日本、英国、ベトナムを対象に、企業の社会環境情報開示に関する理論的実証的な分析からその現状や役割を明らかにし、先進国と途上国それぞれの実務の望ましい今後の方向性について政策提言を行う。
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