Ⅴ 市場研究部門

①人、企業の行動および企業間関係の研究

計算機と社会
構成メンバー
(★はプロジェクトリーダー)

★伊藤 宗彦(経済経営研究所・教授)
西谷 公孝(経済経営研究所・教授)
松本 陽一(経済経営研究所・准教授)
遠藤 貴宏(経済経営研究所・准教授)
上東 貴志(経済経営研究所・所長/教授)

研究の目的と概要

神戸大学は、経営機械化に日本で最も古くから取り組んできた。経営機械化とは、情報工学の先駆けであり、最先端の科学的経営手法として企図された。その概念は、古代のそろばんの発明から、計算機の発展は社会と密着し、新たなサービスを生み出すエンジンとして機能してきた。特に、神戸大学六甲台が取り組んできたパンチカードシステムの誕生はセンサスの科学的な発展を生み出し、膨大なデータから意味ある情報を拾い上げるという、データマイニングに直結する、計算機の新しい活用法を開拓したと見なせる。あらゆる情報がネットワーク上を行き来し、時間や距離の概念すら変容しつつある現代社会に、どのようなイノベーションを興すのか、本プロジェクトでは学際的な取組で新たな方向性を探求する。