Ⅵ 社会制度研究部門

⑤学際的研究教育の実践と手法の研究

公的統計のミクロデータ分析にかかる実証研究と教育拠点の形成
構成メンバー
(★はプロジェクトリーダー)

★勇上 和史(経済学研究科・准教授)
浜口 伸明(経済経営研究所・教授)
佐藤 朋彦(経済経営研究所・客員教授/総務省統計局・消費指標調整官)
竹内 憲司(経済学研究科・教授)
中村 健太(経済学研究科・准教授)
岡島 成治(経済学研究科・准教授)
森本 敦志(社会システムイノベーションセンター・研究支援推進員)
佐野 晋平(千葉大学大学院社会科学研究院・准教授)
芦谷 恒憲(兵庫県企画県民部統計課・参事)
岡島 広子(Towson University・Assistant Professor)  

研究の目的と概要

近年、社会の情報基盤としての統計の有効利用の促進を図る制度が整備されるとともに、行政や企業活動、教育といった経済社会の様々な活動においてエビデンス・ベースドなポリシーが重視されている。
本プロジェクトでは、学内外の広範な連携を通じて、公的統計をはじめとするミクロデータを用いた研究と教育を推進し、ミクロデータ分析の拠点形成を目的とする。具体的には、(1)公的統計の事業所調査と個人調査等のミクロデータを活用した「事業所(または企業)—労働者マッチングデータ」に基づく、最先端の実証研究手法を用いた共同研究、ならびに、(2)神戸大学ミクロ・データセンター(KUMiC)と連携した講義・セミナー等を通じた、公的統計等のミクロデータを用いた先端的な実証研究に関する教育、を実施する。