Ⅴ 市場研究部門

②マクロ的成長とイノベーションの研究

発展途上国におけるイノベーションに関する研究
構成メンバー
(★はプロジェクトリーダー)

★松永 宣明(国際協力研究科・教授)
原田 勉(経営学研究科・教授)
大坪 滋(名古屋大学大学院国際開発研究科・教授)
Vixathep Souksavanh(兵庫県立大学経済学部・准教授)
Van Khoi Luong(ベトナム計画投資省社会経済情報予想センター世界経済部・部長)
Pham Thi Thu Trang(ベトナム計画投資省社会経済情報予想センター世界経済部・研究員)
Alay Phonvisay(ラオス国立大学経済経営学部・講師)
Lamy Mong(カンボジア経済財政省国際税務局・国際税務官)
Keo Socheat(カンボジア開発研究所・研究員)

研究の目的と概要

貧困に苦しんでいる発展途上国ほどイノベーションを必要としている国はないが、イノベーションに関する既存の研究は先進国に偏り、発展途上国における当該分野の研究は極めて少なく、既存の研究も未だ初期の段階でしかない。また、この分野の研究は経営学が主流であり、経済全体への波及効果を考察した経済学的研究は少ない。
本研究は、経営学と経済学のアプローチを統合し、途上国においてイノベーションを強化するために必要な政策を探るべく、途上国におけるイノベーションの実態を調査し、その具体的内容を分析した上で、途上国の経済発展に必要な知見を得て、有用なモデル・理論を構築し、政策提言・社会実装に結び付けることを目的としている。
そのために、途上国にて企業レベルのデータを入手して分析するとともに、  アンケート調査とインタビュー調査を実施し、その結果をとりまとめて論文を発表し、英文図書(Kobe University Social Science Research Series) を刊行する。その内容は、理論的考察や計量経済分析 (quantitative analysis) にとどまらず、インタビュー調査結果を踏まえた具体的・記述的分析 (qualitative analysis) も含むものであり、主にベトナムとラオスを対象とするものである。