IT化とビッグデータの蓄積・利用をめぐる社会システム研究部門 包括的な金融・財政政策のリスクマネジメント:理論・実証・シミュレーション

構成メンバー

★はプロジェクトリーダー

★上東 貴志(計算社会科学研究センター・センター長・教授)
 西村 和雄(計算社会科学研究センター・特命教授)
 北野 重人(経済経営研究所・教授)
 柴本 昌彦(計算社会科学研究センター・准教授)
 小林 照義(経済学研究科・准教授)
 貝原 俊也(システム情報学研究科・教授)
 佐野 英樹(システム情報学研究科・教授)
 小柳 義夫(一般財団法人高度情報科学技術研究機構神戸センター・サイエンス・アドバイザー)
 齋藤 政彦(数理・データサイエンスセンター・センター長)
 高橋 亘(大阪経済大学経済学部・教授)
 敦賀 貴之(大阪大学社会経済研究所・教授)
 堀井 亮(大阪大学社会経済研究所・教授)


研究の目的と概要

日本の政府債務は膨張の一途を辿っているが、財政破綻の可能性は10年以上前から叫ばれており、近い将来に財政破綻が起こるか否かは意見の分かれるところである。その大きな一因は、財政破綻リスクは直接観測できないことであると考えられる。しかし、東日本大震災で経験したように、深刻なリスクは事後的に初めて認識されることが多い。本研究の目的は、最新のスパコン・シミュレーション技術等に基づき、金融危機・財政破綻のリスクを事前に推定し、これらのリスクに適切に反応する金融・財政政策のシステムを構築し提言することである。本研究は、理系研究者を含む分野横断的文理融合研究に基づき新たな金融・財政制作のシステムの構築・提言を目指すものであり、社会システムイノベーションセンターの設置目的に合致するものである。さらに、金融・ITシステムイノベーションにも大きく貢献すると考えられる。  

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