金融・財政システムイノベーション研究部門 地方創生に資する地域・中小企業金融システムの研究

構成メンバー

★はプロジェクトリーダー

★家森 信善(経済経営研究所・教授)
 内田 浩史(経営学研究科・教授)
 柳原 光芳(名古屋大学経済学研究科・教授)
 小川 光(東京大学経済学研究科・教授)
 播磨谷 浩三(立命館大学経営学部・教授)
 相澤 朋子(日本大学商学部・講師)

研究の目的と概要

社会システムイノベーションセンターは、先端的な実証分析によって社会課題の解決を目指しており、また、積極的に研究成果を一般に還元していくことに取り組んでいる。本プロジェクトでは、日本社会の大きな課題である地域経済の再生に金融面からアプローチする。なぜなら、地域の情報を持つ地域金融機関の役割発揮が地方創生の成否のカギを握ると考えるからである。そこで、本研究プロジェクトでは、中小企業の生産性を向上させ、地方創生に貢献する金融システムを実現するという視点から、地域金融機関の経営はどうあるべきかを検討し、そうしたあるべき姿を実現するために、地域金融システム政策はどのように実施されるべきかを地域企業や地域社会の立場に立って、研究する。具体的には、創業と事業承継という企業のライフステージの重要局面の2つに焦点を当てて、民間金融機関の取り組みの現状、公的金融機関との連携の課題、地域の専門家や諸団体との連携強化のあり方などについて、分析を行う。そして、その成果を積極的に社会に発信するとともに、社会実装されるように関係機関に働きかける。

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