持続可能な社会システムの構築と社会的価値創造に関する研究

構成メンバー

★はプロジェクトリーダー

★國部 克彦(経営学研究科・教授)
 梶原 武久(経営学研究科・教授)
 西谷 公孝(経済経営研究所・教授)
 鶴田 宏樹(Value School・准教授)
 呉 綺(京都先端科学大学経済経営学部・講師)
 八木 迪幸(信州大学経法学部・講師)
 東田 明(名城大学経営学部・教授)
 E. Guenther(国連大学経済経営学部・教授)

研究の目的と概要

2015年の国連によるSDGsの採択および気候変動に関するパリ協定の発効に伴い,持続可能な企業経営の促進が世界的な課題として強く認識されるようになっている。しかし,一方で,一国中心主義的な傾向の高まりによる国際状況の不安定化や,新型コロナウイルスのパンデミックによって,世界の社会的価値は大きく棄損されている。本研究では,このような背景認識のもとで,持続可能な企業経営を促進するためのマネジメントシステムの条件を研究し,さらに,企業による社会的価値創造の具体的なプロセスを明らかにする。社会的価値創造研究については,神戸大学V.Schoolとも連携して進める予定である。
持続可能な企業経営のメカニズムについては,これまでの研究成果をレビューするとともに,質問票調査を行って最新の持続可能な企業経営のためのマネジメントコントロールシステムを分析する。 さらに,持続可能な企業が,どのように社会的価値創造に取り組むのかについて,事例分析を行い,従業員への動機付けや支援方法に関する調査を行う。この2つの視点を組み合わせることで,社会システムのイノベーションを促進することを目指す。

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