神戸における福利経営の歴史

構成メンバー

★はプロジェクトリーダー

★加護野 忠男(社会システムイノベーションセンター・特命教授)
 上林 憲雄(経営学研究科・教授)
 平野 恭平(経営学研究科・准教授)

研究の目的と概要

研究の目的:なぜ神戸で福利経営の先駆的な実践が行われたのか、福利経営を促進する条件を探る。
また、福利経営を持続させるのは難しいことから、その条件を探る。

研究の焦点:
1.鐘紡兵庫工場における武藤山治の経営実践の具体的な手段を分析し、それが会社業績の改善に貢献した理由を明らかにする。
2.兼松における従業員持ち株制が、その後の兼松の経営戦略にどのような影響を及ぼしたのかを明らかにする。
3.出光の創業資金を贈与し、従業員重視の経営を促した日田氏がどのような資産家であったかを明らかにする。

研究の意義:なぜ神戸なのかという疑問に答えることにより、従業員福利重視の経営を促進するための方法を明らかにする。
従業員福利経営を持続させることは容易ではない。従業員福利経営がどのような弊害をもたらすかを探り出すことで、
従業員福利経営を持続させるための条件を明らかにできる。

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