ICTを活用した「加点式健診事業」の実践研究

構成メンバー

★はプロジェクトリーダー

★藤岡 秀英(社会システムイノベーションセンター・教授)
 岡山 雅信(医学研究科・教授)
 衣笠 智子(経済学研究科・教授)
 山岡 淳(大阪成蹊大学経営学部・准教授)
 八幡 晋輔(製鉄記念広畑病院総合内科・部長)

研究の目的と概要

「加点式健診事業」は、本学医学研究科、地域医療部門の岡山雅信教授、八幡晋輔助教(現:製鉄記念広畑病院)によって考案された「新しい健康診断」である。
 一般的な健康診断とは異なり、a) 医師免許を必要としない面談により、b) 受診者の日常生活におけて健康にプラスの効果をもたらすであろう内容を「ほめること」を通じて、c) 受診者の健康づくりへのモチベーションを引き上げ、d) 地域社会での活躍をうながし、e) 一般の健康診断受診者を増やすとともに、フレイル予防と医療費の節減につながることが期待される。
 この「加点式健診事業」は通称「よいとこ健診」と命名され、2018年12月16日に第1回「よいとこ健診」としてスタートした。
これまでに「よいとこ健診」を5回実施し、今年度は、9月と3月に「オンラインよいとこ健診」を実施する計画である。
 経済学研究科のメンバーは、「夢前花街道事業」の一環として「加点式健診事業」に取り組み、夢前町前之庄校区連合自治会、姫路市中央保健センター・安富分室、夢前包括支援センター、香寺ハーブ・ガーデンとの連携をコーディネートしながら、一連の事業が地域活性化にどのようにつながるかを明らかにする参与観察に取り組む。

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