構成メンバー
★はプロジェクトリーダー
★高橋 裕（法学研究科・教授）
柳川 隆（摂南大学経済学部・教授）
角松 生史（法学研究科・教授）
水野 倫理（経済学研究科・准教授）
山岡 淳（大阪成蹊大学経済学部・准教授）
リミヌッチ・ミケーラ（国際連携推進機構学際教育センター・講師）
飯田 高（東京大学社会科学研究所・教授）
藤田 政博（関西大学社会学部・教授）
山田 恵子（西南学院大学法学部・准教授）
田中 喜行（経済学研究科・准教授）
若城 康伸（社会システムイノベーションセンター・フェロー）
松本 広大（大学院経済学研究科学生・准メンバー）
池山 聖子（大学院経済学研究科学生・准メンバー）
釣谷 亮介（大学院経済学研究科学生・准メンバー）
尾下 悠希（大学院法学研究科学生・准メンバー）
研究の目的と概要
本プロジェクトでは，「法経連携専門教育（ＥＬＳ＝Econo-Legal Studies）」の方法論的な展開の方途を多角的に検討する。具体的には，(a) 法経連携手法を適用する分野の拡大と，(b) 法学・経済学の学際的教育の洗練および視角の拡大，を目標とする。これらの作業を通じて，「先端的な実証研究によって問題を分析して社会問題の解決を目指しつつ，その一般化・理論化を図る」というセンターの目的に寄与することが期待される。
2019年度に本学で設立された「学際教育センター」（CIP）においては，その中心的なプログラムの一つとして，法経連携専門教育プログラムの大学院教育への拡充が図られることとなり，現在，履修者が，博士前期課程・後期課程ともに在籍して研究を始めている。ELS-Gと呼ばれる同大学院プログラムは，神戸大学法学研究科・経済学研究科在学生はもとより，その他の研究科の在学生にも，法経連携のエッセンスを伝えるものとして構想されているものであり，2019年4月から「エコノリーガル概論」「ELS-Mセミナー」「ELS-Dセミナー」と題する授業を大学院課程で開始するとともに，2020年度からは本格的に法学研究科・経済学研究科以外の研究科院生にも門戸を広げ始めている。そのような状況のなか，本「法経連携専門教育（ＥＬＳ）プログラム」プロジェクトにおいて，引き続き，法経連携手法の適用分野の拡大に向けた検討，および法と経済の学際的教育方法の洗練を行なうことは，現実的でかつ重要な課題である。