構成メンバー
★はプロジェクトリーダー
★高橋 新吾(国際協力研究科・教授)
善如 悠介(経営学研究科・教授)
高橋 アナマリア(京都外国語大学グローバルビジネスコース・准教授)
研究の目的と概要
地方観光協会に於いては、観光案内所の人手不足対策として自転車レンタルの無人化が喫緊の課題である。しかし大手自転車シェアはコストが莫大で、多くは無人化を諦めている。本プロジェクトの目的は、低コストで自転車シェアを始められるプラットフォームを社会実装することである。具体的には、観光協会は指定オートロックを購入し、それを我々のシステムに登録し、価格を設定し、協会所有の自転車に取り付けシェアを開始する。ユーザーは我々のアプリでロックを自動開錠する。我々は利用料金の一部を手数料としてとる。このプラットフォームに必要なシステムはすでに開発を完了しており、実際の稼働実験も始めたところである。社会実装は丹波篠山観光協会運営のレンタサイクルの無人化や、淡路島観光協会運営のレンタサイクルの無人化を検討している。さらに、同プラットフォームを広告媒体として用いる実験を行う。具体的には、観光スポット情報をアプリを介してユーザーに送信し、ランダム比較試験の手法を用いて効果を測定する。