構成メンバー
★はプロジェクトリーダー
★勇上 和史(経済学研究科・教授)
ルオン アン ユン(経済学研究科・講師)
片桐 恵子(人間発達環境学研究科・教授)
前田 一樹(大阪経済法科大学経済学部・准教授)
宮 昊君(神戸国際大学経済学部・講師)
姜 茗予(復旦大学国際問題研究院・助理研究員)
池山 聖子(経済学研究科・博士課程後期課程学生)
張 楚(経済学研究科・博士課程後期課程学生)
モイセエンコ デニス(経済学研究科・博士課程後期課程学生)
研究の目的と概要
本研究では、日本において公開が進む職業単位の職務(タスク)の情報と、個人のタスク情報を含んだパネルデータ、ならびに政府統計のミクロデータなどを用いて、近年の多様な労働者の参加や労働政策が労働者グループ間の分配問題に与える影響を明らかにする。具体的には、第1に、政府統計のミクロデータ等を用いて外国人労働者や日本人労働者、ならびに若年者と中高年齢者の代替・補完関係を明らかにする。第2に、政府統計のミクロデータ等を用いて最低賃金が企業の労働需要に与える影響について様々な側面から明らかにする。これらを通じて、少子高齢化社会における多様な労働者の参加や所得分配のあり方を提案する。