『神戸大学社会システムイノベーションセンター主催 KUSSIゼミナール2024』の案内

神戸大学社会システムイノベーションセンター(http://www.cfssi.kobe-u.ac.jp/index.html)では、経済・経営・法学・国際協力等の社会科学を中心とする異分野連携の研究事業を推進し、その成果を社会還元する連続セミナーを開催しています。

2024年度のテーマは、「企業立地と制度環境」。阪神・淡路大震災30年の節目を迎え、 国際経済都市としての再出発を期する神戸市経済観光局企業立地課と連携し、国際競争力を高める企業の立地選択について、多様な角度から論じます。

オンラインとリアル参加から選択できます。
　▽オンライン参加：　Google meetでの開催を予定。
　▽リアル参加　　：　神戸大学六甲台第三学舎２階　社会システムイノベーションセンター
　 ※複数回ご参加予定でオンライン参加の回とリアル参加の回がある方は、恐れ入りますが2回に分けてお申し込みください。

無料

▶お申し込みはこちら

◇第1回目：2025年3月3日（月）16:00-18:00
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●「企業立地と制度環境―グローバル競争における日本の地方都市の優位性」
　講演者：神戸大学社会システムイノベーションセンター　金子 由芳 教授
　内容　：日本の地方都市は人材確保における比較優位があり、また自治体が魅力的な優遇策を競い合って提供する中、投資促進における国際競争力が高まっています。その制度的特色や留意点を国際比較の視点から論じます。

●「縮小社会における行政規制:まちづくりにおける景観等の定性的基準の役割」
　講演者：神戸大学大学院法学研究科　角松 生史 教授
　内容　：企業の立地選択にとって、行政規制に関する基本的理解が不可欠です。景観規制等を素材に、まちづくりにおける定性的な基準やそれに関する協議がどのような意味を持つのか、「ルールとスタンダード」の観点から検討します。

◇第2回目：2025年3月10日（月）16:00-18:00
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●「企業立地と都市再開発:リバブルシティの観点から」
　講演者：神戸大学工学研究科建築学専攻教授・神戸大学減災デザインセンター長　槻橋 修 教授
　内容　：企業立地と都市の住みやすさには密接な関係があります。近年、都心部の再開発によって企業誘致に成功した都市の事例を見ると、住みやすい都市（リバブルシティ）への取り組みが見られます。優良な人材確保が重要な企業にとって、都市再開発における質的な部分の魅力は重要な要素になっています。

●「レジリエンスと企業会計」
　講演者：神戸大学大学院経営学研究科　髙田 知実 教授
　内容　：情報技術の発達やグローバル化の進展により、企業の資金調達方法の多様性の拡大が近年話題です。しかし、どのような状況でも、健全かつ持続的な経営のためには、自己資本の充実は欠かせません。本講義では、自己資本の充実の意義と考え方についてお話しします。

◇第3回目：2025年3月17日（月）16:00-18:00
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●「ビジネスにちょうどいいまち神戸」
　講演者：神戸市　経済観光局　企業立地課　安藤 崇　課長
　内容　：神戸は生活や観光が注目されることの多い都市ですが、古くから国際貿易港として発展してきた物流都市であり、造船や鉄鋼など重工業が経済を支えてきた製造業のまちでもあります。この神戸のビジネス環境の魅力と企業進出のためのサポートについてお伝えいたします。

●「企業立地の決定要因―企業アンケート結果からのヒント」
　講演者：神戸大学社会システムイノベーションセンター長　衣笠 智子 教授
　　　　　神戸大学大学院経営学研究科 三古 展弘 教授

　内容　：企業立地や移転の決定要因は何であるかの問題に関して、神戸市との共同研究により企業アンケートを行いました。その結果から、最新の情報をご紹介する予定です。

◇第4回目：2025年3月24日（月）16:00-18:00
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●「経営者必見！「M&Aのカモ」にされないための鉄則」
　 ゲスト講演者：株式会社fundbook　大阪支社 事業法人第一部　十亀 秀仁 部長
　　　　　　　　　(https://fundbook.co.jp/sellside/advisor/)
　内容　：昨今増加するM&Aのニュース。それぞれの経営者の決断の裏側を説明すると同時に、M&Aをこれから検討される経営者の方へのHowToをご紹介します。

●意見交換会
　企業立地、街づくり、企業会計、M＆Aなどに関する疑問を専門家に直接質問できる意見交換会を開催します。講義内容に関わらず、ご意見やご質問に分野の専門家が答えます。

神戸大学社会システムイノベーションセンター

東京商工リサーチ