日時:2019年12月22日(日)
会場:神戸大学経営学部中会議室
主催:Kobe University Social System Innovation Center
共催:Grant-in-Aid for Scientific Research (B): No. 16H03617
Grant-in-Aid for Scientific Research (A): No.16H02016
Rokko Forum
2019年12月22日に神戸大学中会議室でWorkshop on Trade and FDI というworkshopが開催された。まず、一橋大学の石川城太先生は「Cross-border Technology Licensing and Trade Policy 」を題とする研究報告を行った。その研究は貿易政策が国境を越えた技術ライセンスに与える影響を理論的に分析した。次に、大阪大学の朱連明先生は「Foreign Direct Investment and Industrial Agglomeration」を題とする研究を報告した。その研究は中国の対外直接投資政策が中国の産業集積に及ぼす影響に関する理論的かつ実証的研究である。大阪大学の加藤隼人先生も「Economic Integration and Agglomeration of Multinational Production with Transfer Pricing」という理論研究を報告した。その研究は移転価格が多国籍企業の生産に与える影響について分析した。さらに、ブリティッシュコロンビア大学 (カナダ)の吉川歩先生は「Measuring Trade in Value Added with Firm-Level Data」という研究報告を行った。その研究は企業のデータを用いて付加価値貿易を測った。その後、近畿大学の森田忠士先生は「Competition with innovation among the big and the small 」という理論研究を報告した。その論文は企業の技術革新について分析した。最後に、マギル大学(カナダ)の Ngo Van Long 先生は「Issue Linkage versus Ringfencing in Free Trade Agreements 」という研究報告を行った。その研究は課題連携と制限それぞれが自由貿易協定に与える影響を分析した。