【成果報告】衣笠智子教授が養父市役所を訪問し、養父市長広瀬栄氏に、養父市の農業に関する研究について説明しました

 昨年度、衣笠教授は、衛藤彬史研究員(兵庫県立人と自然の博物館)、安田公治講師(青森公立大学・神戸大学経済学研究科研究員)と共に、養父市職員と協力して養父市の国家戦略特区の成果の検証について、研究を行いました。今年度は、それを学術研究に展開し、学会・研究会報告や論文投稿を行ってきました。
 2020年12月14日、その成果を養父市長に報告し、今後の研究の展開方向について説明しました。6件の関連学会・研究会での発表、および2件の学術論文への投稿、2件の出版物の刊行等を通じて、養父市における農業特区の効果や養父市の農業発展について、研究成果を報告してきました。また、その結果は、内閣府のfacebookや国家戦略特区ワーキンググループの資料で、引用・議論されています。
 また、養父市の国家戦略特区の事業者を訪問し、新型コロナウイルス流行前後の経営状況の変化について、聞き取り調査をしました。衣笠教授らは、今後も調査を継続し、養父市や日本全体の農業にとって有益な提言をしていきたいと考えています。

・「内閣府のfacebook による、Discussion Paperの紹介」

・「研究成果に基づく議論がなされている、国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング」