社会システムイノベーションセンター副センター長の金子由芳教授による編著『コロナ禍の中小企業と法変化:揺れ動く日本・アジアの公助と契約文化』(神戸大学出版会,2022)が公刊されました。

新型コロナウイルス感染拡大による行動規制は、経済活動の減退をもたらした。本書では日本の中小企業セクターを取り巻くコロナ禍の社会経済的リスクの状況、さらに近隣アジア諸国との比較の視点から、ポスト・コロナのリスク再配分についての国家の政策、法曹の役割、金融機関の対応などを検証し、コロナ禍における公助、自助のあり方を問う。

【目次】
■第1部 コロナ禍の日本の中小企業と法変化
第1章 コロナ禍の中小企業を取り巻く法と契約/金子 由芳
第2章 コロナ禍の中小企業支援と弁護士の役割/髙井 章光
第3章 コロナ禍における事業再生-特定調停に焦点を当てて/赤西 芳文
第4章 コロナ禍における「法的地域セーフティネット」の形成に向けて-「民事裁判のICT化」と弁護士・地域金融機関の役割を中心に/川嶋 四郎
第5章 コロナ禍における紛争解決手続等のIT化と更なる発展への期待/豊島 ひろ江

■第2部 アジア諸国のコロナ対応と法制度
第6章 アジア比較の視座/金子 由芳
第7章 韓国におけるCOVID-19対応/金暎根・鄭旼政
第8章 インドネシアにおける感染症対策と経済再建の相克/ルディ & チャイディル・アリ
第9章 フィリピンのコロナ禍の中小企業と法/クリストファー・ベルゼ、クリステン・デダセ & リアンヌ・デパンテ
第10章 ベトナムにおける感染症対策と経済対策のバランス/ズオン・アイン・ソン & ヴ・キム・ハイン・デュン

 

書籍の詳細は神戸大学HP「神大人の本」をご覧ください。