【開催報告】日本経済政策学会主催シンポジウム「Interdisciplinarity of Economic Policy Studies」 (経済政策研究の学際性)が開催されました

◆日時:2022年11月19日(土)14:00~17:00

◆会場:神戸大学出光佐三記念六甲台講堂

◆主催:日本経済政策学会

◆共催:神戸大学経済学研究科/神戸大学社会システムイノベーションセンター/公益財団法人野村財団/公益財団法人中内力コンベンション振興財団

◆開催内容:

 2022年11月19日(土)、日本経済政策学会主催、神戸大学大学院経済学研究科、神戸大学社会システムイノベーションセンター他共催のシンポジウム“Interdisciplinarity of Economic Policy Studies” (経済政策研究の学際性)が開催されました。
 当日は、福重元嗣日本経済政策学会長(大阪大学)の挨拶に始まり、宮尾龍蔵経済学研究科長、鈴木一水社会システムイノベーションセンター長が挨拶をしました。 
 基調講演では、柳川隆教授(神戸大学名誉教授・摂南大学)が司会を務め、公共選択論がご専門で、Public Choice Society前会長でもあるウェスト・バージニア大学のRoger Congleton教授に、合理的選択理論の観点から、学際的な政策分析についてご講演いただきました。
 プレナリー・セッションでは、吉井昌彦経済学研究科教授が司会を務めました。まず、マクロ経済学がご専門で、近年、「感染症経済学」という新たな学問分野を構築されようとしている小林慶一郎教授(慶應義塾大学)が、危機時における政策決定の学際的なアプローチについて講演し、宮崎智視経済学研究科教授が討論しました。つづいて、環境経済学を専門とし、生態系を考慮した学際的研究を展開されている佐藤真行教授(人間発達環境学研究科・ウェルビーイング先端研究センター)が環境保全政策における学際的なアプローチについて講演し、柘植隆宏教授(上智大学)が討論しました。
 本シンポジウムは、第21回日本経済政策学会国際会議の一環で行われました。同国際会議では、衣笠智子教授(社会システム副センター長・経済学研究科教授)が運営委員長を務め、宮崎智視教授がシンポジウムの企画責任者を務めました。国際会議には、100名程度の対面参加者があり、そのほとんどが本シンポジウムに参加しました。

◆シンポジウム詳細:ワークショップ・セミナー
日本経済政策学会主催シンポジウム「Interdisciplinarity of Economic Policy Studies」 (経済政策研究の学際性)をご覧ください。

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