本センター特命教授であられた駿河輝和名誉教授、副センター長の金子由芳教授ほかによる共編著Economic Law Reforms in the ASEAN Emerging Economies: A Review of Three Decades’ Paths (Springer 2023)が刊行されました。
本書は、1980年代末に市場経済化の改革路線を開始したアセアン後発諸国を対象に、これまでの経済関連法制の変遷を明らかにし、今後を展望した研究成果である。WTO加盟や自由貿易協定の交渉、また国際開発金融機関の構造調整等の圧力により自由化を迫られながらも、アセアン経済共同体（AEC）の一員として独自の法政策を維持する姿を、外資法、競争法、労働法、民事訴訟法や調停等の紛争解決制度、民事執行法などの主要な法制分野について検証しました。
書籍の詳細は神戸大学「神大人の本」をご覧ください。
