中国の工業化・輸出国化のメカニズムの解明~戸籍改革及び人口移動の視点から~

構成メンバー

★はプロジェクトリーダー

★趙 来勲(経済経営研究所・教授)
 岩佐 和道(経済経営研究所・教授)
 阿部 顕三(中央大学経済学部・教授)

研究の目的と概要

本プロジェクトは中国における労働市場から製品の市場そして世界市場への進入と発展及びそのメカニズムの徹底究明を目指す。具体的に、本プロジェクトは中国の急速な都市化と農村から都市への大規模な人口移動を考察し、特にそれらが中国の産業構造を変化させ、国際貿易及び海外直接投資を通じて、世界経済へ影響することを分析する。出稼ぎの農民たちが製造業の主な労働力になり、中国を世界工場に成功させた。従って、中国の貿易パターンも逆転させ、中国は農産物と原材料の輸出者から製造業の輸出者に変更されて、つい、中国は2012年に第一貿易大国になった。中国が世界一貿易大国(2012年より)になった理由の徹底究明を目指す。

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