プラットフォームの影響力拡大に伴う多元的リスクに対応した次世代規制の包括デザイン

構成メンバー

★はプロジェクトリーダー

★池田 千鶴(法学研究科・教授)
 木下 昌彦(法学研究科・教授)
 川島 富士雄(法学研究科・教授)
 善如 悠介(経営学研究科・教授)
 水野 倫理(経済学研究科・教授)
 中川 丈久(法学研究科・教授)
 行岡 睦彦(法学研究科・准教授)

研究の目的と概要

 デジタル・プラットフォームの影響力拡大により懸念される多元的リスクを明確化した上で、現在、各国で提案・実践されている次世代型規制方式を伝統的・再定義・立法論の3つのアプローチに分類した上で法学および経済学から分野横断的に検討し、わが国の法制度等に適合した次世代型規制アプローチの包括的デザインの提案を目的とする。本研究では、デジタル・プラットフォーム規制の議論の中心である競争法の研究者に加えて、憲法や消費者行政法、商法などの他の法分野の研究者、さらには経済学の研究者の参加による多角的で分野横断的な視点から研究がなされる点に学術的意義があり、わが国の法制度やその運用、社会経済状況に適合した適切な規制のあり方を提示することが研究成果として期待される。

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