教育における役割
社会科学系教育研究府は、医学教育研究における基礎研究・臨床研究・臨床医師教育に相応する組織であり、特に、教育面においては、対象学生が積極的に各プロジェクトに参加することで、教育研究能力を多面的に高め、併せて実践能力を習得することを目指します。現在、①法学、経済学双方の知識と知見を有し、現代的な問題を解決する学生を養成することを目標として、知的財産や規制改革など経済的・法的側面が複合する課題に対する総合的・複眼的な解決能力の開発を目指す「法経連携専門教育プログラム」、②日本企業の再生という究極の目的を達成するために、日本のビジネスシステムの強みを継承した形でのグローバルスタンダード（国際標準）の構築を理念とし、起業、企業内新事業創造、戦略的企業連携等の新規事業を創造し、他の企業、環境と地域社会との共生を推進する能力を兼ね備えた戦略的経営の専門家（戦略的共創経営人材）を養成する、「戦略的共創経営 （SESAMI）プログラム」などが実施中です。社会科学系教育研究府の設置により、グローバルな問題を解決する能力を身に付けることが可能となるほか、グローバルな視野を有した世界的なリーダー育成のための教育研究が行われています。