研究における役割
神戸大学は、質・量ともに日本で最大規模の陣容を持つ社会科学分野の中核的研究拠点です。社会科学系教育研究府は，前述の4つのユニットから構成されていますが、各ユニットに常勤の研究者および国内外の大学、研究機関、企業から招聘された非常勤・客員の研究者、実務家、大学院生をバランス良く融合的に配置することで、基礎研究、臨床研究、臨床教育を行い、学理と実際の調和（社会科学系学理と実際の相互作用によるネットワーク化）」を実現することを目指しています。これにより、社会科学系5部局の総合性を発揮し、新たな課題に対処するため、これまで個人の研究者間で実施してきた学際的研究や実務への臨床的な導入研究を組織横断的に実施でき、社会科学の最先端を行く理論的研究を学際的に推進しつつ、現実の重要な問題の解決のために最先端の理論を応用する臨床型のフィールド研究を分野間協力によって推進していきます。