医療材料・病院マネジメント・医療保険制度改革に関する研究

部門長

藤岡秀英

所属 神戸大学
学域 経済学域
職名 教授
学位 神戸大学 博士(経済学)

藤岡秀英

研究内容

 本部門では、経済社会的な要因分析を通じた疾病分析から健康管理への政策的インプリケーションを導くこと、また、ICT 活用を通じて医療保険、介護保険の財政改善につながる課題の解明など、医療と介護の各システムにかんする総合的な調査研究を行う。
 2021年現在、以下の3つのテーマでの研究が進められている。(1)ヘルスケア組織マネジメント研究、(2)医療・保健サービスの市場分析と医療保険制度改革の研究、(3)ICTを活用した「加点式健診事業」の実践研究。
 (1)「ヘルスケア組織マネジメントシステム」では、病院マネジメント高度情報化に関する研究が取り組まれている。医療組織が直面する系統的なマネジメント上の諸問題について医学、経営学の学際的観点から課題を認識し、産学官の交流、連携を通じて課題解決に向けた方策を研究する。本共同研究を通じて、医療経営実務および医学、経営学の学術の発展に貢献することが目的である。
 (2)「医療・保健サービスの需要分析と医療保険制度改革 – データヘルス共同研究」では、民間事業者との共同の調査研究を通じて、疾病と労働環境との因果関係の解明から疾病予防・重度化予防につながる調査研究が行われている。とくに「メンタルヘルスと職場環境」をテーマとする大規模調査を実施し、健康経営をめざす企業でのコロナ禍でのテレワークによるメンタルヘルスへの影響についての成果が期待される。
 (3)「ICTを活用した『加点式健診事業』の実践研究」では、医学部地域医療教育部門、甲南女子大学、兵庫教育大学、立命館大学の研究者と、各学部の大学院生・大学生が、新しい健康診断の社会実装をめざす実践研究に取り組んでいる。本研究事業では、姫路市中央保健センター・安富分室、夢前地域包括支援センター、夢前町の地域住民組織との連携・協力関係が構築されており、特定健診・高齢者健診への受診者数の増加、「フレイル予防」へのモチベーションアップの効果等の測定に取り組んでいる。

医療・福祉システムイノベーション研究部門

医療・福祉システムイノベーション研究部門

2021年度プロジェクト一覧

ICTを活用した「加点式健診事業」の実践研究

ヘルスケア組織マネジメント研究

医療・保健サービスの需要分析と医療保険制度改革-データヘルス共同研究