持続可能な未来へ向けて自然的・人為的リスクの社会的影響を分析

部門長

金子 由芳

所属 神戸大学
学域 国際協力学域
職名 教授
学位 九州大学 博士 (法学)

研究内容

グローバル化により人・モノ・資本・情報が国境を越えて激しく流動する今日、各種のリスクもまた、国境を越えた広がりをとどめられない。新型コロナ・ウィルスの感染拡大はその最たるものとなっている。気候変動と共に巨大化する自然災害リスク、また瞬時に国際間に波及する経済危機、移民・難民問題、テロ・紛争などの人為的リスクも、すでに一国の従来型の枠組みによる対応の限界を教えている。いまや人間社会は、リスク・マネジメントへ向けた大きなシステム変革を必要とする局面に入ったと考えられる。
本部門は、自然的・人為的リスクの社会的影響を分析するとともに、当面の短期的方策を提言しつつ、長期的な社会システム変革の可能性を探究することを目的とする。
本部門では現在、(1) 減災・復興政策に関する学際的研究、(2)新型コロナウイルス対策における感染予防と経済活動を両立しうる機関調整・公助・国際協力のあり方に関する提言型研究、(3) 発展途上国における重層的リスク、社会分断と貧困削減、(4) 〈文理融合型Global Welfare〉の実現をめざす国際的研究・事業拠点の形成の4つのプロジェクトが進行している。

 

サイクロン被災地での住民ヒアリング(バングラデシュ)

リスクマネジメントイメージ写真地雷回避教育後の小学生(カンボジア)

東日本大震災被災地での復興調査(釜石市鵜住居)

リスクマネジメントイメージ写真紛争による強制移住者たちとの会合(スリランカ)